第1期-1 舎のとり
- kujakuhanamasakobl
- 2023年9月17日
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更新日:2月18日

1977年、162cm×130cm、油彩
日展入選作。
「舎」とは、熊本市動植物園の孔雀舎である。夏の暑い日も、冬の寒い日も通い続けて描き続けた。昌子は孔雀をけっして孔雀とは呼ばなかった。「とり」「鳥」と表現し、抽象化することによって「とり」の姿の美に焦点を当てた。とりたちは、見る者にその美しさを見せようと競い合う。熱心に通い続けた昌子はしだいに舎の中に入ることを許され、孔雀と間近に触れ合うようになっていった。


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