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第2期ー3 天のとり

  • kujakuhanamasakobl
  • 2024年4月9日
  • 読了時間: 1分

更新日:2月18日


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1982年、162cm×130cm、油彩

阿蘇市農村環境改善センター蔵


 『芸術グラフ』第5巻6号(通巻32号)、1984年7月号掲載作品の姉妹編。同号には、この絵もモノクロ掲載されている。

 第1期の後半、昌子の描くクジャクの「羽」から「色」が抜け始める。第1期ー6「貴婦人」の系譜に連なる作品。この「天のとり」は、その至り着いた姿である。

クジャクが止まっているのは、阿蘇・外輪山の大観峰だろう。天の世界からこちらに向かって「降臨」した姿であるように見える、神々しい作品である。神となったクジャクが、われわれに救いの手を差し伸べているのだろうか。

 
 
 

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