第2期ー6 阿蘇の雲海
- kujakuhanamasakobl
- 2024年4月9日
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更新日:2月18日

1985年、163㎝×130㎝、油彩
熊本県立阿蘇中央高校蔵
クジャクの「羽」とその足元の「花」が溶け合い始める。昌子の第3期作品群の萌芽として位置づけられる。
背後には、高岳をはじめとする阿蘇の山々が描かれている。第1期の暗めの色合いが抜けるとともに、人間や社会の洞察からも脱して、超然とした救いの世界を描くようになる。そこに見えているのは「未来」であり「希望」である。
金子昌子の母校は、阿蘇高校である。その後身である阿蘇中央高校阿蘇校舎に、寄贈された。


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