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第3期ー14 ほとばしる情熱

  • kujakuhanamasakobl
  • 2024年4月9日
  • 読了時間: 1分

更新日:2月18日


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1993年、46cm×53cm、油彩

熊本県信用組合阿蘇支店(阿蘇市)蔵


 美術雑誌のインタビューで、昌子はクジャクの「羽」ではなく「首」に美しさを感じてると回答した記事がある。第1期・第2期と違って第3期になると、昌子のクジャクは、あまり「羽」を描かなくなる。おそらく昌子にとって、上向きにすんと伸びたクジャクの「首」は、高潔な「志」の象徴なのだろう。

 言うまでもなく、花の赤色こそが「情熱」を表している。そして本作品はさらに、クジャクの「目」が、自らの目指すべき方向を見据えている。心たかぶる作品である。

 
 
 

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