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第3期-5 鳥界(春夢)

  • kujakuhanamasakobl
  • 2023年9月17日
  • 読了時間: 1分

更新日:2月18日


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1986年、162cm×130cm、油彩


 『毎日グラフ』1986年6月29日号で、美術評論家・佃堅輔によって「静かな、まどろみの表情が、いかにも女性らしい細やかな感性によって語られる」と評される。

 この評論の場で、昌子の第3期の絵が〈イマージュと幻影〉とテーマ化される。

 この時期、花が主体となり、鳥は小さく、薄く、溶け込むように描かれるようになる。ここには、もう生きる者たちの争いも競い合いもない。とりは極楽浄土か天国に召されたのだろう。


 
 
 

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