第4期-3 光(ひかり)
- kujakuhanamasakobl
- 2023年9月17日
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更新日:2月18日

1996年、162cm×130cm、油彩
2019年個展(画廊ぶらんしゅ)にて初公開。
孔雀の頭と羽が、それぞれ花びらの中に溶け込んでいる。動物も植物も、陽光の恵みを受けて輝く世界を描いている。画面左上は、色は太陽、形は月となっていて、「日」と「月」の融合、昼の世界と夜の世界の合一性を表現している。そこからこの世に注がれる「光」は、地上世界の動物(鳥の首に象徴される)と植物(花に象徴される)を豊かに包み込む。太陽と月だけでなく、動物と植物も融合しているのである。これまはさに極楽浄土の世界であり、みほとけの慈悲の「光」のもとにこの世の生きとし生けるものたちが豊かに生かされている世界観を表現している。


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