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03『毎日グラフ』第38巻23号(通巻1862号)、1985年6月16日号、秋沢国男 解説
初期の昌子の代表作「鳥界(待春)」。後ろは阿蘇山である。ということは、鳥(クジャク)が立っているのは阿蘇の外輪山だろう。もちろん現実にはありえない光景で、秋沢国男はこれを「ダブルイメージ」と表現している。抽象画ではない写実ふうを装いながらも、幻想的な世界を現出させている。...
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2024年3月10日読了時間: 2分


02『芸術グラフ』第5巻6号(通巻32号)、1984年7月号、森田文雄 選評
前年(1983年)には〈東光展〉入選33作品の中の1作品でしかなかった昌子の絵が、翌1984年にはいきなり見開きで紹介されるに至った。しかも、当時第二期の制作期に入っていた昌子の絵が、第一期にまで遡及して「現代注目作家」として一挙に4枚がカラーで掲載されている。さらに左ペー...
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2024年3月10日読了時間: 3分


01『美術グラフ』第4巻8号(通巻22号)、1983年8月、東光展入選
「鳥界」1977年 【誌面構成上の昌子作品の位置づけ】 後掲の〔目次〕にあるように、巻末の〈公募展特集〉で16の展覧会の注目作品が紹介されており、昌子の作品はその中の〈第49回 東光展〉の入選33作品の中の1つに過ぎない。 1983年の時点では、昌子の絵がようやく誌上デビ...
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2024年3月10日読了時間: 1分


第1期 修練期
第一期の作品 第1期-1 舎のとり 解説はこちら↓ https://kujakuhanamasakoblue.wixsite.com/masakobijutukan/post/1-1-舎のとり 第1期-2 華麗なる闘魂 解説はこちら↓...
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2024年1月3日読了時間: 1分


第2期 開花期
第2期の作品 第2期-1 鳥界(待春) 解説はこちら↓ https://kujakuhanamasakoblue.wixsite.com/masakobijutukan/post/2-1-鳥界(待春) 第2期-2 競華 解説はこちら↓...
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2024年1月3日読了時間: 1分


第3期 爛熟期
第3期-1 遊苑 解説はこちら↓ https://kujakuhanamasakoblue.wixsite.com/masakobijutukan/post/3-1-遊苑 第3期-2 風わたる 解説はこちら↓ https://kujakuhanamasakoblue.wi...
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2024年1月3日読了時間: 1分


第4期 深化期
第四期の作品 第4期-1 凛(りん) 解説はこちら↓ https://kujakuhanamasakoblue.wixsite.com/masakobijutukan/post/4-1-凛(りん) 第4期-2 宴(うたげ) 解説はこちら↓...
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2023年11月7日読了時間: 1分


第4期-4 風月(ふうげつ)
1997年、162cm×194cm、油彩 2019年個展(画廊ぶらんしゅ)にて初公開。 第4期(爛熟期)の昌子の作品は、すべてではないもののいくつかの作品でついに鳥(クジャク)が消える。代わって、『源氏物語絵巻』の雲をモチーフにした作品が登場する。海外に日本の「美」を伝...
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2023年9月17日読了時間: 1分


第4期-3 光(ひかり)
1996年、162cm×130cm、油彩 2019年個展(画廊ぶらんしゅ)にて初公開。 孔雀の頭と羽が、それぞれ花びらの中に溶け込んでいる。動物も植物も、陽光の恵みを受けて輝く世界を描いている。画面左上は、色は太陽、形は月となっていて、「日」と「月」の融合、昼の世界と夜...
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2023年9月17日読了時間: 1分


第4期-2 宴(うたげ)
1990年、162cm×130cm、油彩 『芸術公論』第7巻6号「日・欧・米 厳選作家による誌上交流」(フランス、アルジェリア、パレスチナ、ドイツ、スペインの芸術家とともに日本の芸術家を紹介した企画)において、昌子が日本を代表する画家の1人として紹介される。...
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2023年9月17日読了時間: 1分


第4期-1 凛(りん)
1991年、190cm×170cm、油彩 2019年個展(画廊ぶらんしゅ)にて初公開。 130号変形の超大作。昌子最大の作品。 威風堂々たる鳥、威風堂々たる花。情熱と信念をキャンヴァスに注ぎ込んだ作品で、エネルギーに満ちあふれている。鳥と花のモチーフを自由自在に操れる...
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2023年9月17日読了時間: 1分


第3期-8 日出づる国
1990年、51cm×44cm、油彩 2019年個展(画廊ぶらんしゅ)にて初公開。 背景は真っ赤な太陽は、朝日である。小作品ながら、赤と白と黒のコントラストが、堂々とした自信をみなぎらせる。陽光を受けて、突きあがるような生の謳歌、圧倒的な尊厳を描いている。
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2023年9月17日読了時間: 1分


第3期-7 こころざし
1989年、51cm×44cm、油彩 個人蔵 2019年個展(画廊ぶらんしゅ)にて初公開。 これも、孔雀の羽の美と花の美とが溶け合った作品。 単独のとりは、誇り高く毅然とした美の象徴である。美術雑誌のインタビューで、昌子はクジャクの「羽」よりも「首」が美しいのだと回答し...
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2023年9月17日読了時間: 1分


第3期-6 ランウェイ
1988年、51cm×44cm、油彩 2019年個展(画廊ぶらんしゅ)にて初公開。 孔雀の羽の位置に百合の花を重ねる手法が見え始める、その代表作。 第2期の孔雀の羽が、あたかも花びらの集合であるかのように描かれていた段階を経たもので、より大胆に、とりと花が互いの美を引き...
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2023年9月17日読了時間: 1分


第3期-5 鳥界(春夢)
1986年、162cm×130cm、油彩 『毎日グラフ』1986年6月29日号で、美術評論家・佃堅輔によって「静かな、まどろみの表情が、いかにも女性らしい細やかな感性によって語られる」と評される。 この評論の場で、昌子の第3期の絵が〈イマージュと幻影〉とテーマ化される。...
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2023年9月17日読了時間: 1分


第3期-4 追憶
1988年、73cm×91cm、油彩 肥後銀行本店(肥後の里山ギャラリー)(熊本市)蔵 2019年個展(画廊ぶらんしゅ)にて初公開。 「いつくしみ」が100号であるのに対して、「追憶」は30号。大きさこそ釣り合っていないが、この2枚は対(つい)の意識で制作されたもの。「...
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2023年9月17日読了時間: 1分


第3期-3 いつくしみ
1987年、162cm×130cm、油彩 『芸術公論』第4巻3号(通巻19号)に、美術評論家・佃堅輔によって紹介される。 2019年画廊ぶんらんしゅ個展にて、メインの壁面を飾った2枚のうちの1枚。昌子第3期の代表作。...
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2023年9月17日読了時間: 1分


第3期-2 風わたる
1988年、162cm×130cm、油彩 『芸術グラフ』第9巻6号(通巻58号)企画「佃堅輔の選んだ年間ベスト10」で「遊苑」とともにこの「風わたる」が選ばれる。「孔雀の美を詩的イメージ空間に置」いた作品と評価される。...
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2023年9月17日読了時間: 1分


第3期-1 遊苑
1988年、162cm×130cm、油彩 『芸術公論』第5巻3号(通巻25号)企画「女流作家18人」において、美術評論家・嶋田三郎によって「清爽感に溢れた優美な作品」と評される。 『芸術グラフ』第9巻6号(通巻58号)企画「佃堅輔の選んだ年間ベスト10」に「風わたる」と...
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2023年9月17日読了時間: 1分


第2期-2 競華
1986年、162cm×130cm、油彩 熊本大学アートギャラリー事業蔵 2019年画廊ぶらんしゅ個展にて初公開 。 美術評論家たちによって激賞された1988年の「遊苑」「風わたる」第3期の一段階前の作品。色遣いや構成は「遊苑」「風わたる」に近似しているが、孔雀と孔...
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2023年9月17日読了時間: 1分
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