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「白描(はくびょう)デッサン」と「彩色(さいしき)デッサン」
デッサンといえば、ふつうは白描である。ところが、昌子には彩色のデッサンが存在するため、昌子のデッサンを語る場合は「白描デッサン」と「彩色デッサン」に分けられる。 数量的にはもちろん「白描デッサン」が圧倒的に多く、「彩色デッサン」は少ない。「白描デッサン」でも「額縁に入れて飾...
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2024年3月18日読了時間: 1分


曼荼羅の世界に至るまで
昌子が最終的に至り着いたのが曼荼羅であった。「昌子とデッサン」で述べたように、昌子は複数の美術評論家から高い評価を受けるほどそのデッサンの緻密さ、秀逸さが知られていた。すなわち、美術のたしかな基礎があったのである。それが顕著に表れているのが、第一期の作品である。...
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2024年3月18日読了時間: 2分
工事中
しばらくお待ちください。
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2024年3月16日読了時間: 1分
2024年3月15日 「2019年 画廊ぶんらんしゅ個展~母昌子の想いを二人の娘が~」をリリースしました。
個展「金子昌子展 ~イマージュと幻影~ 」は、2019年7月24日~8月9日の17日間(このうち7月29日は休み)、大阪府池田市の画廊ぶらんしゅでの開催されました。その時の様子を、アップしました。
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2024年3月16日読了時間: 1分


2019年 画廊ぶらんしゅ個展~母昌子の想いを二人の娘が~
「金子昌子展 ~イマージュと幻影~」 金子昌子の1990年代~ニューヨークでの個展開催に向けて~ 昌子が美術雑誌で紹介されていた時期は1983~1990年の8年間です。つまり、1990年12月号の『芸術公論』第7巻6号(通巻40号)での紹介が最後です。しかし、1990年を...
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2024年3月16日読了時間: 3分
2024年3月14日 「ペンネーム「真子」と本名「昌子」」を公開しました。
金子マサコは、本名は「昌子」なのですが、美術雑誌で紹介されていた1983年~90年の8年間は「真子」で活動していたため、一般には「金子真子」で認識されているかたが多いと思われます。 しかし、その後、本名「昌子」に戻し、2019年の画廊ぶらんしゅでの個展で「金子昌子展」と称し...
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2024年3月14日読了時間: 1分


ペンネーム「真子」と本名「昌子」
金子マサコの本名は「金子昌子」。昭和54年(1979年)の「あじさい」の裏面には本人による「金子昌子」の記名が見える。 ところが、この「金子昌子美術館」の「美術雑誌 掲載記事」で紹介したように、マサコは1983年~90年の間は「金子真子」を使用していたようである。もちろん読...
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2024年3月14日読了時間: 1分
2024年3月13日 「美術雑誌 掲載記事」をリリースしました。
金子昌子の作品が美術雑誌で紹介されたのは1983年~1990年の8年間、10冊。 昌子の遺品にそれらの雑誌原本が残されているものはその画像を使用し、そうでないものは国立国会図書館(『美術グラフ』『芸術公論』)や相模原市立図書館(『毎日グラフ』)に出向いて画像を取り寄せ、昌子...
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2024年3月14日読了時間: 1分
2024年2月29日 ウェブ版 金子昌子美術館 公開
2023年9月から行われていた第一段階の作業がほぼ終了し、ひとまず公開することとなった。公開内容は、2019年画廊ぶらんしゅ個展の展示に沿って、昌子の作品を時系列で第一期(修練期)、第二期(開花期)、第三期(爛熟期)、第四期(深化期)に分けたもの。...
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2024年3月14日読了時間: 1分
2023年7月16日 ウェブ版 金子昌子美術館 設立委員会 発足
ウェブ上に金子昌子美術館を設立するための第一回の話し合いが行われる。メンバーは金子昌子展実行委員会(2019年)がそのまま移行し、ウェブ版を製作するための資料も金子昌子展実行委員会から金子昌子美術館に移管されることになった。...
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2024年3月14日読了時間: 1分
2019年7月24日~8月4日 金子昌子展 (大阪府池田市 画廊ぶらんしゅ)
金子昌子(真子)の約30年ぶりの個展。サブタイトルは「イマージュと幻影」。これは、美術評論家・佃 堅輔の命名。『毎日グラフ』1986年6月29日号において、佃 堅輔が昌子の「鳥界(春夢)」ほか第三期の作品群を総称して「イマージュと幻影」と名づけた。...
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2024年3月14日読了時間: 1分
2019年6月15日 金子昌子展実行委員会 発足
数年前に画廊ぶらんしゅ(※)の予約が入れられていたのだが、その展示作品を選定したり展示室でのレイアウトを決定したりリーフレットを作成したりするために、金子昌子展実行委員会が設立された。メンバーは、金子昌子の子や孫、その縁者、昌子作品のファンなど約10名。...
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2024年3月14日読了時間: 1分


美術雑誌 掲載記事
金子昌子(真子)およびその作品は、1983年~1990年の8年間に10冊の美術雑誌で紹介された。この期間以前が昌子の第一期(修練期)・第二期(開花期)で、第三期(爛熟期)が美術雑誌掲載期にあたる。 初期の昌子は本名の「金子昌子」を名乗っていたが、美術雑誌紹介記事はすべて「金...
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2024年3月10日読了時間: 2分


10『芸術公論』第7巻第6号(通巻40号)、1990年12月号、川澄吉広 選評
〈日・欧・米 厳選作家による誌上交流〉 「宴(うたげ)」 1990年 162cm×130cm 油彩 (選評のテキストデータ) 〈日・欧・米 厳選作家による誌上交流〉 「宴(うたげ)」 千代紙を無作為に貼り合わせたような画面に瞬間、天地の区別すらない抽象画を見たような戸惑いを...
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2024年3月10日読了時間: 4分


09『芸術公論』第6巻第3号(通巻31号)1989年5月号、川澄吉広 選評
〈芸術公論選抜展〉 「舎のとり」 サイズ等詳細不明、所在不明 第3期から第4期に移行する特徴を備えている。 「舎のとり」は昌子の初めての日展入選作(1977年)と同名。12年後に同名の別作品を仕上げることによって、自らの歩んできた軌跡を確認したかったのかもしれない。...
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2024年3月10日読了時間: 2分


08『芸術グラフ』第9巻6号(通巻58号)、1988年11月号、佃 堅輔 選評
〈佃 堅輔の選んだ年間ベスト10〉 「風わたる」 1988年 162cm×130cm 同誌同号の佃 堅輔の評で、絶賛された一枚。 「遊苑」 1988年 162cm×130cm 「競華」「風わたる」とともに、第三期の代表作。第二期と大きく異なるのは、鳥(クジャク)の背景が鶏舎...
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2024年3月10日読了時間: 2分


07『芸術公論』第5巻第3号(通巻25号)1988年5月号、島田三郎 選評
企画〈特集 女流が彩る美の世界〉 「風わたる」1988年 162cm×130cm、油彩 本誌とともに『芸術グラフ』第5巻3号にも掲載された、昌子第三期の代表作。 2019年個展(画廊ぶらんしゅ)では、「競華」「遊苑」「風わたる」で三部作のようなかたちで展示された。...
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2024年3月10日読了時間: 2分


06『芸術公論』第4巻第3号(通巻19号)1987年5月号、佃堅輔 選評
企画〈人と作品〉 「この道」1987年、油彩 162cm×130cm (この雑誌掲載画像は発色がよくないので、第3期の当該作品紹介ページをご覧ください。) 「無題」 2019年個展(画廊ぶらんしゅ)に出品されず、所在も不明。 「百合」1986年、油彩 162cm×97cm...
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2024年3月10日読了時間: 4分


05『毎日グラフ』第39巻16号(通巻1906号)、1986年6月29日号、佃堅輔 選評
「鳥界(春夢)」1986年 162cm×130cm、油彩 佃堅輔の選評 (選評のテキストデータ) 「美術と生活219――イマージュと絵画――」 金子真子 イマージュと幻影 春のおぼろなる夢は、淡い紫色の霞かかる空のなかに、白と黄との花々の姿や澄んだ時間の物影を従えて現われる...
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2024年3月10日読了時間: 2分


04『芸術公論』第2巻第4号(通巻8号)1985年7月号、水上杏平 選評
〈水上杏平の洋画作家特集〉 「鳥界(待春)」 昌子作品で類似のタイトルに「鳥界」があり、本作品はその後継。 また、この作品より後に「鳥界(春夢)」がある。 奥に阿蘇の高岳・根子岳、手前に中岳の噴火口。噴煙に象徴される、たぎる想い、高揚感。クジャクの心を阿蘇の山々が代弁してい...
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2024年3月10日読了時間: 2分
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